こんにちは、たあしべーです。
今回は3人の方々が、ブログに訪れてくれました。
その3人の方々は、どうやらアディダスの『アディゼロ ジャパン』について知りたいことがあるみたいです。
早速3人の方々を紹介していきますね。

アディダスのアディゼロ ジャパンってどんなシューズなの?

アディゼロ ジャパンを購入する上で、耐久性とサイズ感が知りたい!

アディダスのアディゼロ ジャパンの使用用途は?
このような疑問について”アディゼロ ジャパン4と5″を比較しながら、たあしべーが1つずつお答えしていきます。
ちなみに本記事は、5分で読み終わる内容です。
数分後には、アディダスの『アディゼロ ジャパン』についての疑問は解決され、購入するか否かを決められますよ!
では、早速内容に入りますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【アディダス】アディゼロジャパンの”特徴と基本情報2つ”を紹介!
この章では、アディダスの『アディゼロジャパン』の事を知らない方のために特徴と基本情報2つを紹介します。
アディゼロジャパンの基本情報2つとは、ジャパン4と5の”税込価格と重さ”になります。
順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【アディダス】アディゼロジャパンの”特徴”
まず初めに、アディゼロジャパンの特徴を簡単に説明しますね。
2014年のベルリンマラソンで当時のマラソン世界記録である2時間2分57秒の”初の2分台”をたたき出した時の足元は、アディゼロ ジャパンだったんです。
シューズのターゲットとしては、フルマラソン※サブ4向けに作られています。
※サブ4…フルマラソンを4時間以内で完走すること。
しかし、世界記録を何度も出したことにより、トップランナーまで使用可能と幅が広いことでも認知されています。
主に長距離のレースやトレーニングに適しておりますが、短距離のアップにも使用可能な軽量かつ、万能シューズなんです。
ちなみに、海外だと”アディオス”と言われており、日本だと”アディゼロ”と言われているのも特徴の一つです。
アディゼロジャパンの基本情報①『税込価格』
1つ目の基本情報は、アディゼロジャパン4と5の税込価格を紹介します。
価格は両者とも同じで、税込価格15,400円になります。
今現在(2021.4.22)のランニングシューズの相場から考えますと、ちょうど真ん中くらいに位置する価格帯です。
ちなみに、私は軽井沢のアウトレットでジャパン4を5,000円でゲットできましたので、要チェックです。
アディゼロジャパンの基本情報②『重さ』
2つ目の基本情報は、アディゼロジャパン4と5の重さを実際に測定し比較していきます。
こちらは、アディゼロジャパン”4″になります。
メンズサイズ27.5cmで、重さは214gとかなり軽量な作りです。
続いてこちらが、アディゼロジャパン”5″になります。
メンズサイズ27.5cmで、重さは230とこちらもかなり軽量な作りです。
私の足と一体化するフィット性を発揮したのは、”ジャパン4″でした。
また、4と5共にメンズサイズ27.5cmと同じにも関わらず、”4″の方が16g軽く作られています。
【アディダス】アディゼロ ジャパン4と5の”見栄えと耐久性”を紹介!
この章では、アディダスの『アディゼロジャパン4と5』の見栄えと耐久性を紹介していきます。
そアッパーとミッドソール、アウトソールの3点をそれぞれ順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ジャパン4】”アッパー”の見栄えと耐久性は?
まず1つ目は、アディゼロ ジャパン4の”アッパー”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
こちらは、アディゼロ ジャパン4を上からみた見栄えになります。
靴紐を締めていない状態でも、全体的にシャープなフォルムなのがわかりますね。
アッパーの生地は、触った感じだとやや硬めで、ざらざらしています。
メッシュ素材であり、穴が無数にあいているため、通気性は抜群です。
靴紐は、平紐で先端には”ADIZERO”の文字があります。
デザイン的には好きなのですが、先端がやや重くなるため、靴紐をしっかり結ばないとほどけやすいのがデメリットです。
ジャパン4のシュータンは、やや薄めでちょっと短く作られています。
シュータンは、今流行りの一体型ではなく、昔ながらの独立タイプです。
私的には、こちらの昔ながらの独立タイプの方が、足の甲へのストレスが抑えられるため、好きですね!
外側から見てみますと、アディダスの代名詞でもあります”3本線”が、”真ん中”にほどこされています。
内側にも3本線がしっかりほどこされています。
両側に3本線があることで、より一層足とシューズが一体化しますので、怪我の要因も減ります。
踵を指でつまんでみますと、内部にしっかりと補強材が入っているため、全くつぶれません。
しかも、”日本人の足の形”に合わせて作られているため、”小さくて細い踵”に抜群にフィットします。
こちらのジャパン4では、100kmほど履いて走っていますが、今のところアッパーのヨレなどないですね。
よって、”ジャパン4のアッパー”の耐久性は高いと言うことがわかります。
【ジャパン5】”アッパー”の見栄えと耐久性は?
2つ目は、アディゼロ ジャパン5の”アッパー”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
こちらは、アディゼロ ジャパン5を上から見た見栄えになります。
ジャパン4と同様でメッシュ素材なのは、一緒なのですが、比べると”とても硬く”なりました。
手触りは、ざらざらではなくどちらかと言うと”サラサラ”ですね。
靴紐は、ジャパン4と同じ平紐です。先端の”ADIZERO”のデザインはなくなり軽くなりました。
しかし、フィット性を上げるためなのかわかりませんが、紐の素材がやや硬くなったんです。
私的には、ちょうどいい柔らかさのジャパン4の靴紐がタイプです。
シュータンは、先端はとても薄いのですが足の甲あたりにクッションが入っているため、少し厚くなっています。
また、ジャパン4のシュータンは独立しているのに対して、黄色の丸で囲った部分を見るとゴムのようなものでシューズと一体化しているです。
そのゴムのお陰で、足がシューズ内で動くのを防ぐ作りになっており、足の甲周りをガッチリ固定してくれます。
このような一体型でガッチリ固定はあまり好きじゃありません。
ジャパン5の外側の見栄えはこんな感じです。
アディダスの代名詞でもあります”3本線”は、かなりスタイリッシュにやや前に位置しています。
しかも、ジャパン4が補強されていたのに対して、プリントされているだけになっちゃいましたね。
内側はとてもシンプルな作りです。
“ADIZERO”と斜めに文字が入っているだけですね。
最近のシューズは、外側にプリントのブランドロゴがあり、内側はシンプルなデザインなのが多いですね。
できれば、ジャパン4のような補強材としての機能をもつ3本線にして欲しいです。
踵は、ジャパン4同様といいますが、アディダスのアディゼロシリーズのほとんどいい作りをしています。
こちらのジャパン5では、100kmほど履いて走っていますが、今のところアッパーのヨレなどないですね。
しかも、ジャパン4と比べ、スピード練習でも結構使用しているため、シューズへの負荷は大きいです。
よって、”ジャパン5のアッパー”も耐久性は非常に高いと言うことがわかります。
【ジャパン4】”ミッドソール”の見栄えと耐久性は?
3つ目は、アディゼロ ジャパン4の”ミッドソール”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
アディダスのクッシャン材である”ブーストフォーム”をこれでもかと言わんばかりに全体的に使用しています。
ブーストフォームは、指で押してみますと、とても柔らかいのがわかるんです。
ただ柔らかいだけでなく、エレルギーリターンが高いので推進力も得られます。
よく見ていただけるとわかると思いますが、アッパーとブーストの間に、白と黒のクッションが挟まっていますよね。
その白と黒のクッションが、ブーストに比べて、硬めにできていることで、安定性を高めているんです。
ジャパン4は平です。
ブーストフォームオンリーでクセのないシューズになっています。
ジャパン4の※ドロップは、10mmと昔ながらの”ザ・ランニングシューズ”の部類に入ります。
※ドロップとは、つま先と踵の厚さの差のことです。
ちなみに、つま先付近の厚さは17mmで、踵の厚さは27mmになります。
ジャパン4のミッドソールの耐久性は、100kmほどの走行では、シワや潰れは全くありません。
よって、”ジャパン4のミッドソール”の耐久性は高いと言うことがわかります。
【ジャパン5】”ミッドソール”の見栄えと耐久性は?
4つ目は、アディゼロ ジャパン5の”ミッドソール”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
ジャパン4のミッドソールとは違い、つま先から踵まで”ライトストライク”という新しい素材を使っています。
踵のライトストライクの下にブーストフォームが搭載されている作りに変更されました。
ブーストは”ふわふわ”なのに対して、ライトストライクは、反発重視の”カチカチ”です。
ジャパン4と同じく指の付け根あたりで屈曲するのですが、ジャパン5の方がよく曲がります。
また、ジャパン4はシンプルに”たいら”なのに対して、ジャパン5は”カクン”と段差になっているんです。
私はつま先から中足部付近で設置するのですが、ややストレスを感じます。
ジャパン5のドロップは、ジャパン4と”0.5mm差の”9.5mmなんです。
ちなみに、つま先付近の厚さは12mmで、踵の厚さは21.5mmになり全体的にジャパン4より薄い作りになります。
ジャパン5のミッドソールの耐久性は、100kmほどの走行では、シワや潰れは全くありません。
よって、”ジャパン5のミッドソール”も耐久性は高いと言うことがわかります。
【ジャパン4】”アウトソール”の見栄えと耐久性は?
5つ目は、アディゼロ ジャパン4の”アウトソール”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
アディゼロ ジャパンと言ったらこのアウトソールです。
フラットソールではなく、つま先と踵が分かれているセパレートソールになっています。
真ん中の銀色の部分があることで、足が行きたい方向に行かなくなり、ロスなく前へ進みます。
前足部には、海外のタイヤメーカーである”コンチネンタル”ラバーが貼られており、グリップは神です!
また、踵に関しては”スレに強い”ラバー素材である”アディウエア”を使用しております。
体重70kgを余裕でオーバーしている私が100km程度走ったくらいでは、全く削れていないですね。
よって、”ジャパン4のアウトソール”の耐久性は高いと言うことがわかります。
【ジャパン5】”アウトソール”の見栄えと耐久性は?
最後に、アディゼロ ジャパン5の”アウトソール”の見栄えと耐久性を紹介していきます。
アディゼロ ジャパンシリーズの長年続いていたアウトソールの形状がジャパン5になり、全く違う形状になりました。
唯一同じなのは、中足部がねじれないような作りになっている点です。
また、つま先の接地面が広くなり、”つま先で接地してつま先で蹴って走れ”という事が伝わります。
つま先には、神のグリップを誇る”コンチネンタル”ラバー、踵には摩耗に強い”アディウエア”を使用している点は、ジャパン4と同じです。
体重70kgを余裕でオーバーしている私が100kmほど走ったくらいでは、全く削れていないですね。
よって、”ジャパン5のアウトソール”の耐久性も高いと言うことがわかります。
【アディダス】アディゼロジャパン4と5のサイズ感は?
この章では、アディダスの『アディゼロジャパン4と5』のサイズ感を紹介していきます。
実測値26.0cmの私が選んだサイズは以下の2つになります。
アディゼロ ジャパン”4″のサイズ感は?
1つ目は、アディゼロジャパン4のサイズ感を紹介します。
実測値26.0cmの私が選んだのは、メンズサイズの27.5cmです。
実測値+1.5cmを選んでいただければ間違いないのですが、靴下の種類でサイズを変更して欲しいです。
- 薄手の靴下であれば、実測値+1.0〜1.5cm
- 五本指もしくは厚手の靴下であれば、実測値+1.5cm
以上のことを踏まえて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アディゼロ ジャパン”5″のサイズ感は?
2つ目は、アディゼロ ジャパン5のサイズ感を紹介していきます。
実測値26.0cmの私が選んだのは、こちらもジャパン4と同じメンズサイズの27.5cmです。
どちらも実測値+1.0〜1.5cmをお選びいただき、それ以上サイズを大きくしないといけない場合は、違うシューズを検討してみてくださいね。
【重要】アディゼロ ジャパン4と5の”走行比較”『全く別モノです』
この章では、アディダスの『アディゼロジャパン4と5』の走行比較をしていきます。
それぞれ順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アディゼロジャパン”4″の走行性は?
まずは、『アディゼロジャパン4』の走行性を評価していきますね。
足入れも足あたりも良く、初めの一歩から快適さが伝わってきます。
使用用途としては、フルマラソンであれば※サブ4以上、ハーフマラソン以下であればタイムに関係なく履いてもオッケーです。
※サブ4は、フルマラソンを4時間以内で完走すること
練習では、ゆっくりのんびりジョギングからやや速いペースでのジョギングまで幅広く使えます。
隙間時間に”サクッと”走りたい方や、ステップアップしたい方におすすめのシューズです。
一言で言うならば、”クセのない万能シューズ”ですね。
アディゼロジャパン”5″の走行性は?
次に、『アディゼロジャパン5』の走行性を評価していきますね。
ジャパン4に比べて、つま先が反り上がっていたり、ミッドソールの真ん中が段差になっていたりと、私の走りを邪魔します。
ジャパン4に比べてジャパン5は、よりスピードに特化した作りです。
よって、使用用途はフルマラソンであればサブ3.5以上であり、練習であればスピード練習(坂道ダッシュや流し)に使用して欲しいです。
※サブ3.5は、フルマラソンを3時間半以内で完走すること
もし、ジャパン4と5のうちどちらかを選べというのであれば、間違いなくジャパン4を選びます!
ちなみに、エリートランナー(サブ3以上)の方なら、どちらを選んでも上手に履きのなせるはずです。
※サブ3は、フルマラソンを3時間以内で完走すること
まとめ
今回は、マラソン元世界記録樹立シューズであるアディダス『アディゼロジャパン』シリーズについて比較レビューしてきました。
アディダスの定番モデルであり、未だにファンの多いシューズであるジャパンシリーズは、今後も進化をとげていくことは間違いないです。
今回紹介した内容を参考にしつつ、1人でも多くの方がアディダス『アディゼロ ジャパン』を選び楽しく走ることができたら幸いです。
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