こんにちは、たあしべーです。
今回ブログに訪れてきてくれたのは、こちらの3人の方々です。

ナイキの”初代”ズームフライってどんなシューズ?

“初代”ズームフライのメリットとデメリットが知りたい!

たあしべーさんの”初代”ズームフライの使用用途と、どんなランナーにおすすめだと思いますか?
こういった3人の疑問をたあしべーが順番に解決していきますね。ちなみに今回ブログで紹介する”初代”ズームフライはこちらになります。

本記事の信頼性は?
- ラン歴 4年目(2017.10.17~)
- ランニングシューズは、累計”50足以上”経験!
- フルマラソンは、5回出場の5回完走!
- フルの自己ベストは”3時間15分01秒”
- 176cm-72kg以上の”ガッチリ体系で重めの”ランナー
この記事は、5分で読み終わる内容です。
3人の方の悩みと共感できる部分だけを読むのであれば2、3分で読み終わることもできます。
数分後には、”初代”ズームフライについての疑問は解消され、ランニングシューズの選び方や見方が変わり、今後のシューズ選びが格段に楽しくなりますよ!
1つずつ丁寧に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ナイキ【初代】ズームフライは、どんなシューズ?
2019.9.4に『軽井沢のアウトレット』にて定価よりも8.000円ほど安く購入し、約3カ月使用しています。
この章では、”初代”ズームフライをさまざまな角度から撮影した写真と共に、見た目の特徴と実際に履いてわかった走行性についてレビューしていきますね。
ぜひレビューを参考にしつつ、ナイキの”元祖厚底”の魅力をたっぷり味わっていただけたら幸いです。
レビュー① ナイキ”初代”ズームフライの『全貌(ぜんぼう)』
✅今現在(2021.3.12)は、
- ズームフライ(初代)
- ズームフライ フライニット(2代目)
- ズームフライ3(3代目)
- ズームフライ4(4代目)←インスタで情報解禁?
今現在(2021.3)ナイキの『ズームフライシリーズ』は、3種類が販売されています。その中で、見た目は”初代”ズームフライが『1番シンプル』です。
✅ここで伝えたいデザインの特徴は、こちらの3つになります。
- ①.紐は平紐で、つま先外側から踵に向けてデカめのナイキロゴ
- ②.紐はつり上げ式で、締めやすい反面、締めすぎてしまう可能性がある
- ③.紐を通す穴が多いので、締めるのに手こずる
ナイキのランニングシューズは基本足幅が狭いです。
しかし『初代ズームフライ』の足幅はゆとりがあり、小指側の圧迫感もないので、足幅が広くて悩まれている方もフィットさせやすいと感じます。
レビュー② ナイキ”初代”ズームフライの『前から見た写真』
つま先部分は、このように結構上がっています。
それに加えて、足が地面に着くとシューズ内の『※カーボン混ナイロンプレート』により、まるで坂道を転げ落ちる感覚で、前へ前へ進みます。

この先、※カーボン混ナイロンプレートをプレートに言い換えてお伝えしていきますね。
このつま先と踵の厚さの差(ドロップ)と、プレートの組みあわせが、爆発的な推進力に変えるポイントです。
レビュー③ ナイキ”初代”ズームフライの『内側から見た写真』
これぞ『厚底だ!』と言わんばかりの目立ちっぷりが横からのアングルだと一発でわかります。
最近のランニングシューズは、このような薄底よりも厚底で”プレート”入りのモノが多いです。
“初代”ズームフライは『初心者~フルマラソン完走』向けに作られていないので、内側に補強材(倒れこみ防止材)は、ほどこされておりません。
私が走ってみた感じですと※サブ3.5~サブ3.25のランナーの方向けに作られているなと感じます。

※サブ3.5はフルマラソン3時間半以内、サブ3.25はフルマラソン3時間15分以内で走れる走力の持ち主ということです。
レビュー④ ナイキ”初代”ズームフライの『外側から見た写真』
『内側のアングル』とほぼ同じですが、内側に比べ外側のナイキのマークは大きく目立ちますね。
私的に見た目で選ぶのであれば、”初代”ズームフライがシンプルで一番好きです。
つり上げ式の紐は、シューズの生地を下から余らせることなく、足にフィットさせられるような構造になっています。
自分の足に合ったシューズサイズで、正しいシューズの履き方ができれば、フィット感は自分なりに調節が効く構造です。
レビュー⑤ ナイキ”初代”ズームフライの『真上から見た写真』
シューズの横幅に関しては、上記でも触れましたが、狭くないですね。
したがって、サイズさえ間違えなければ、とても合わせやすいシューズになっております。
インソールは取り外し可能ですので、消臭対策は可能ですよ。
また、踵の作りは”ギュッ”と細く丸い形状をしており、日本人の踵の作りに合っているんです。

“初代”ズームフライは、踵の抑えがしっかりしてます。この靴は、“安定感のある”レースシューズだなと感じました。
レビュー⑥ ナイキ”初代”ズームフライ『サイズ感について』
✅たあしべーのシューズサイズは?
- 足の実測値(裸足)⇨『25.5cm』
- ジョグシューズ ⇨『26.0~26.5㎝もしくは、27.0㎝のスリム幅』
初代ズームフライは、26.5㎝も履けたのですが、足の甲と小指付近に違和感があったので、27.0㎝を購入しました。

私は『実測値+1.5㎝』を選びました。もし『実測値+1.0~1.5㎝』を履いてみて、違和感を感じるようであれば、あきらめて”別のシューズ”を選びましょう!
それ以上サイズを大きくしてしまうと、足幅や足の甲、踵に緩みが生まれケガの原因になりますので、無理して履くようなことはしないでくださいね。
レビュー⑦ ナイキ”初代”ズームフライの『重さについて』
ナイキの”初代”ズームフライの重さは、メンズサイズの27.0cmで240gになります。
ジョギングシューズ(おそらく300g前後)に比べ、フィット感もあるので実際の重さ(240g)よりもすごく軽く感じましたね。
ナイキ【初代】ズームフライのメリットとデメリットについて
この章では、3カ月【初代ズームフライ】を使用してみてわかった”メリットとデメリット”について順番に紹介いきます。
✅ちなみに使用例は以下の通りです。
- 最長距離⇨1キロ4分35秒ペースで25㎞
- 使用距離⇨おおよそ150㎞程(随時更新中)
- ハーフマラソンの大会で使用し、ベストタイム(88分50秒)更新!
なお最初の章でも書きましたが、わりとガッチリ体系なたあしべーです。
「えっ?私と同じだ!」と思ったランナーの方には、特に有益な情報になりますので、この章だけでも読んでみてくださいね。
ナイキ”初代”ズームフライの『メリットとは?』
私はナイキの『ズームフライ』のことを、発売してからずっと「このシューズを選んではいけない!」と思い込んでいました。
なぜなら足首の捻挫癖のある私には「安定感のなさそうなズームフライを履きこなせるわけがない!」と思っていたからです。
しかし、ラン歴2年になるタイミングで『初代ズームフライ』に初挑戦してみたところ、思っていた走り心地とは違い私にとって4つのメリットが合ったんです。
- 紐を通す場所(穴)が多いため、自分の足に合わせやい
- 踵の形状が私(日本人)に合っている!
- 踵内部に硬めの補強材があり、足首(踵)が安定する
- プレートにより、沈み込みがなく蹴らずに進める!
購入する前は「つま先着地になり、ふくらはぎの負担が増えるんじゃない?」とマイナスなイメージをもっていました。
しかし、上のメリットで紹介されている”プレート”により、沈み込む前に足が跳ね返り、蹴らずに進める反発力でふくらはぎを無駄使いせずに走れるんです。
ここまで、ふくらはぎへのダメージか少なく疲れが残らなかったのは、『ズームフライ』が初めてです。
ナイキ”初代”ズームフライの『デメリットとは?』
私が思うデメリットは、ズームフライの中でも『初代ズームフライ』は、寿命が大変短いことです。
私が実際に1ヶ月半使用した『初代ズームフライ』の写真(2019.10.29撮影)と共に劣化具合について順番に紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【初代ズームフライの寿命①】外側・内側のソールの劣化状態は?
外側の白と黒の厚めなソールには、無数のシワがよっていることがわかります。
体重が70㎏オーバーのため、シューズにかかる負担は非常に大きいです。
70㎏よりも軽い方であればここまではシワはよらないですが、確実にシワはよると思います。
おおよそ※150㎞走った場合、この程度の劣化になります。
※1キロ4分15秒から5分30秒ペースで、5㎞~25㎞の練習をしました。
なお、他にも多数シューズを所持しており、小まめな履き分けをしているのですが、ここ1ヶ月半は初代『ズームフライ』の使用頻度は多めでしたね。
【初代ズームフライの寿命②】踵(後方からのアングル)の劣化状態は?
踵部分の劣化の状態は、こんな感じです。
足を地面に設置する際は、外側から体重が乗り出すため外側の方がシワがよっていますね。
ほとんどのランナーの方は踵の外側から設置しますので、いち早くこのようにシワが入ります。

ナイキのシューズは他社(アディダス、アシックス、ホカオネオネなど)に比べて圧倒的にシワがよりやすいですね。
【初代ズームフライの寿命③】靴の裏の劣化(スレの)状態は?
【”初代”ズームフライの右足の裏側の様子】
【”初代”ズームフライの左足の裏側の様子】
靴の裏は、一番最初に足が設置する踵の外側と足が地面から最後に離れる親指(つま先)付近が過度にスレていきます。
また、ソール全体のクッションとプレートの反発性能に関しましては、連日履いてしまうと、クッションと反発の性能は落ちますね。

やはり寿命は、短いです。そのため、数足(最低でも2足)のランニングシューズを交互に履くことで、シューズの寿命を大幅にのばせるぞ!
ナイキ【初代】ズームフライの評価と使用用途について
この章では、1つ目にナイキ『初代ズームフライ』の評価と使用用途について紹介します。
2つ目は「このようなランナーに初代ズームフライは超おすすめ!」の2点について順番に紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
ナイキ【初代】ズームフライの評価と使用用途は?
いきなりですが、最初に評価をお伝えしますと『想定より速く楽に走れるシューズ』です。
評価の詳細は、写真と共にお伝えしてきましたので、ここでは簡単に紹介します。
毎回履いて走ると“わくわくさせてくれる”素晴らしいシューズです。
唯一のデメリットをなくすには、毎日履くのを避け、最低2足のシューズを交互に履くことでシューズ寿命は引きのばせます。

私の『初代ズームフライ』の使用用途は、1キロ4分20秒から4分40秒での速めのジョギングもしくは、10㎞からハーフマラソンのレース用シューズです。
1キロ6分以上かかるペースでのジョギングですと、地面に設置する面積が小さいので安定感にかけます。また、プレートの効果も得られませんので、やや速いペースでのジョギングやレースでの使用をおすすめします。
ナイキ【初代】ズームフライは、どのようなランナーにおすすめ?
ここの章では、ナイキ【初代】ズームフライがどのようなランナーにおすすめなのかをお伝えしていきます。
私が実際に使用してみて、このようなランナーに履いて欲しいなと思う”3人の方”を順番に紹介していきますね。
- 1人目:※サブ3.5~サブ4を目指している方のレース用
- 2人目:ふくらはぎが張りやすい(痛みのある)方の練習用
- 3人目:呼吸苦よりふくらはぎの疲れを感じる方の練習用

※サブ3.5=フルマラソンを3時間半以内で完走することです。
※サブ4=フルマラソンを4時間以内で完走することことです。
この3人に該当する方は、初代『ズームフライ』を、ぜひ試してみる価値はありますよ。
なぜなら、私が今回紹介した”3人”と同じ状況だったからです。
初代『ズームフライ』を使用するようになってから、ふくらはぎの張りや疲労感はほとんど抑えられました。

前の章でもお伝えしましたが、ハーフマラソンの記録が1時間33分50秒から1時間28分50秒と5分も自己ベストを更新できました。
初代『ズームフライ』は、ランニングに慣れてきた方のレース用もしくは、ふくらはぎに悩みのあるランナーの方の練習用シューズにぴったりです!
ぜひ今回の記事を参考にしつつ、まだまだ入手可能な元祖ナイキ厚底系ランニングシューズ『初代ズームフライ』を試してみてはいかがでしょうか。
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