こんにちは、ラン歴4年目突入のたあしべーです。
今回も忙しい中、3人の方々が私のブログに訪れてきてくれたました。
そんな3人の方々は、ナイキ『ズームライバルフライ2』について知りたいことがあるみたいです。
その3人の方々は“このような悩み”を抱えているみていです。

ナイキの”ライバルフライ2″ってどんなシューズなんですか?

“ライバルフライ2″の購入を検討しているのですが、重さと耐久性、サイズ感が知りたいです。

“ライバルフライ2″の履き(走り)心地を教えて下さい!
こちらの3人の方々の疑問をたあしべーが順番に解決していきますね。
本記事は、5分もあれば読み終わる内容です。ちなみに、自分の読みたい部分だけであれば1、2分で読み終わることも可能です。
数分後には、ナイキ『ライバルフライ2』への悩みは解決され購入するか否かを決めることができます。
ぜひ内容を参考にしつつ、新たにランニングシューズを一足取り入れ、より一層充実したランニングライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。
【ナイキ】ズームライバルフライ2の基本情報4つ紹介します!
この章では、ナイキ『ライバルフライ2』の基本情報4つを紹介していきます。
その4つは、こちらになります。
- ライバルフライ2の位置付けは?
- ライバルフライ2は幅広モデルある?
- ライバルフライ2の重さは?
- ライバルフライ2のドロップ差は?
こちらの4つについて1つずつ順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ライバルフライ2の位置付けは?
1つ目は、ライバルフライ2の位置付けについて私なりに検証してみましたので、お伝えしていきますね。
私が履いた(走った)感覚ですと、中級者ランナーもしくは短い距離かつ短時間のランニングに向いているなと感じます。

サイトなどでは、サブ3〜サブ4向けと書いてあったり、楽天市場ではサブ3.5〜サブ5と書いてあったりと大雑把な情報が多かったです。
フルマラソンをサブ3.5 (3時間半を切って完走)の走力がある方であればフルマラソンでも使用可能です。
しかし、サブ4〜サブ5もしくは、初めてフルマラソンに挑戦する方にはオススメできません。
そのような方々がレースでライバルフライ2を使用するのであれば、5㎞もしくは10kmまでであれば使用しても問題ないと考えます。
なぜなら、サブ3.5のペースはキロ4分58秒に対して、サブ4〜サブ5はキロ5分40秒〜7分7秒で達成になります。
フルマラソンをキロ5分40秒〜7分7秒のペースですと、ライバルフライ2の良さを発揮できないからです。

そのペースであれば、安定感抜群のアシックスの『gtシリーズ』がおすすめです。
少し長くなってしまいましたが、私が履いた(走った)感覚ですと、中級者ランナーもしくは短い距離かつ短時間のランニングに向いているシューズだと感じました。
ライバルフライ2は幅広モデルはある?
2つ目は、ライバルフライ2に幅広モデルがあるのかを調べてみます。
結論、ライバルフライ2には通常(標準)モデルに加え、幅広モデルも用意されています。
ちなみに通常モデルは2E、幅広モデルは3Eと表記されています。

お店やサイトによっては、2Eを”EE”、3Eを”EEE”と表記されていることもありますので、注意してくださいね!
もし、2Eを履いて嫌な圧迫感があれば3Eを履くようにしてくださいね。
なお、標準幅を履いてみた結果”キツくて嫌な圧迫感”を感じましたら、次の手順で試着します。
- まずは、標準幅のままワンサイズ(0.5㎝)上げて履いてみる。
- それでもキツい場合は、サイズを元に戻して幅広モデルを試着します。
サイズ選びは慎重にこのような手順で毎回行ってみてくださいね。
ライバルフライ2の重さは?
3つ目は、軽量モデルで名高いライバルフライ2の重さを計測していきます。
実際に計測してみますと、メンズサイズ27.0cmで213gと圧倒的な軽さです。
ちなみに、こちらのシューズは”怪我ゼロ”をうたっているナイキ『リアクトインフィニティラン』の重さはメンズサイズ27.5cmで278gです。
サイズは0.5cm違うのと、ターゲット層が違うのもありますが、65gの差があります。
おまけにもう一足、ナイキ『ズームフライ3』の重さはメンズサイズ27.0cmで263gです。
こちらは、カーボンプレートがミッドソール内に搭載されており、レースシューズとしても大変人気のあるシューズです。
そんなシューズと比較しても、ライバルフライ2は同サイズにも関わらず、50gも軽く作らています。
またライバルフライ2になり、フィット感がよくなり、足とシューズの一体感が増したことにより、重さ(213g)よりも軽く感じるんです。
いつもよりやや速いペースで短い距離を爆走したい方は、ライバルフライ2を履けば実現できますので、ぜひ試してみてくださいね。
ライバルフライ2のドロップ差は?
4つ目は、ライバルフライ2のドロップ差について調べてみます。
つま先のソール厚は12mm、踵のソール厚は20mmです。
よって、ドロップ差(20mm −12mm)は8mmですね。
高ドロップでも底ドロップでもなく、中ドロップシューズになります。
そのため、過度なつま先もしくは踵での着地には向かず、足の真ん中(中足部)での着地(ミッドフッド着地)に向いている形状ですね。
つまり、ライバルフライ2はクセのない走り心地を味わえる他、”正しい走り方も教えてくれるシューズ”だと思います。
【ナイキ】前作モデルとズームライバルフライ2を比較します!『変更点は2つ』
この章では、ライバルフライ2になり前作と変わった点をお伝えしていきます。

前作モデルとは、ほぼ変わらないという記事や動画を見ますが、私的には全くの別物だと感じます。
なぜなら、シューズと足をフィットさせる大切なポイント2つが変更されフィット性はもちろんのこと、走りやすさにも影響してるからです。
その2つの変更点を順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ライバルフライ2の変更点①『靴紐の形状』
1つ目の変更は、靴紐の形状が変更された点です。
上のネイビーのシューズが前作のライバルフライになります。
ナイキのマークが外側に配置されており、靴紐が平紐なのがわかりますよね。
こちらのオレンジ色のシューズが、新作のライバルフライ2になります。
少しわかりづらいかもしれませんが、靴紐の形状が”平紐から丸紐”になり、足あたりがすごくよくなったんです。
平紐の時は、キツく締めすぎてしまう(キツくなりやすい)ことが多く、走っている最中に足が痛くなりやすいというデメリットがありました。
しかし丸紐に変更されたことにより、程よい締め付け具合を維持でき、足へのストレスがかなり減ったんです。
平紐の方がフィットする感覚は強いのですが、長時間運動(ランニング)をしていると足へのストレスが増えていきます。

上級者ランナーさん達は、何を履いてもうまく走れますが、私のようなわがままボディーの方は、靴紐ですら大事にしているんです。
ぜひ、丸紐に変わりフィット性があがった新作ナイキ『ライバルフライ2』を試して見てくださいね。
ライバルフライ2の変更点②『靴紐の通っている位置』
2つ目は、靴紐の通っている位置が真ん中から斜めに変わった点です。
1つ目に引き続き靴紐関係なんです。

もしかしたら、私と同じく前作モデルの靴紐を気にした方が多かったのかなぁ?
パッと見ですと、デザインはぼぼ同じで、紐の通り方まで目がいかないかもしれません。
しかし、足の形に合わせて斜めに靴紐が通っているんです。
そのため、足の甲への負担が減り、足の疲れが溜まりにくくなりました。

なんとナイキの”最高峰モデル”の『ヴェイパーフライとアルファフライネクスト%』と同じ形状なんですよ!
よって、足の甲に痛みが出やすい方は、ぜひナイキ『ライバルフライ2』を試す価値ありますよ。
【ナイキ】ズームライバルフライ2の見栄えは?
この章では、ナイキ『ライバルフライ2』の見栄えについて数枚の写真と共にレビューしていきます。
アッパーとミッドソール、アウトソールについて1枚ずつ順番に紹介していきます。
「ナイキのライバルフライ2を見たことも聞いたこともない!」という方は、ぜひ目を通して見てくださいね。
ナイキ『ライバルフライ2』”アッパー”の見栄えは?
1つ目は、アッパーの見栄えをお伝えしていきますね。
前作と異なり、ナイキのマークは上からですと少ししか見えません。
シュータンの形状は前作に比べ薄く”ペラペラ”になり、足にフィットし動きにくくなりました。
履き口の反りあがり(アキレス腱へのストレス緩和のため)は、変わらず継続ですね。
踵の形状は“シュッ”としており、丸く(中に入り込むタイプ)浅い感じはしませんので、踵が抜ける感じはありません。
しかも、踵の内部には補強材が搭載されているので、安定感も感じられます。
ナイキ『ライバルフライ2』”ミッドソール”の見栄えは?
2つ目は、ミッドソールの見栄えをお伝えしていきますね。
外側からの写真になります。アッパーにはナイキのマークが描かれています。
メンズサイズ27.0cmで213gですと、薄底なのかなと思いますが、なかなかの”中底”ですね!
踵のとんがりは、前作より弱くなりましたが、健在です。このとんがりは、最近のナイキのシューズの特徴でもあります。
内側からの写真はこちらです。アッパーにはデカデカとナイキのマークが描かれています。
ミッドソールはつま先付近で屈曲し、足が地面から離れる瞬間に蹴りやすい構造になっているんです。
また、シューズを雑巾絞りのように捻ると、少しグニャとねじれます。したがって、走り始めたばかりの方には優しくないつくりですね。
クッションは、踵の方がつま先より柔らかめに作られており、ナイキ『エアズームペガサス36』に似ているなと感じましたね。
ナイキ『ライバルフライ2』”アウトソール”の見栄えは?
3つ目は、アウトソール(靴の裏)の見栄えをお伝えしていきますね。
※走行後のレビューになりますので、全体的に汚れていますがご容赦ください。
ネットにはセパレートソールと書いてありますが、フラットソールよりだと思います。
ちなみに、こちらの写真はセパレートソール代表と言っても過言ではないアシックス『gt2000-9』のアウトソールになります。
つま先と踵の間には、透明な緑色の補強材がありますよね。このような形状をセパレートソールと呼んでおり、これからランニングを始める方にとって走行を手助けしてくれる作りになっているんです。
一方で、ライバルフライ2は真ん中に補強材がない(フラットソールより)ため、走力に自信のない方ですと足首が過度に内側に倒れやすく、怪我の要因にもなりかねません。

グリップは、とてもよくて地面をしっかり捉えてくれます!
ここで、ナイキ『エアズームペガサス36』のアウトソールと比較していきます。
こちらは、ナイキ『エアズームペガサス36』のアウトソールになるのですが、ライバルフライ2に比べ全体的に横幅が広く設置面積が大きいので安定感があります。
よって、アウトソールのグリップはとてもいいのですが、横幅が細いのでペガサスシリーズに比べ、安定感はやや落ちるんです。

しかし、エアズームペガサス37、38になりアウトソール幅が細くなり、設置の安定感は変わらない感じがしますので、価格の安いライバルフライ2の方がコスパはいいかも!
2021年の5月末日に新作のナイキ『エアズームペガサス”38″』を購入する予定です。
購入しましたら、前作の『エアズームペガサス”37″』をなぜ購入しなかったのかも含めて、ブログを書いていきますので、もうしばらくお待ちください。(2021.5.9)
【ナイキ】ズームライバルフライ2のサイズ感は?
この章では、ナイキ『ライバルフライ2』のサイズ感について私なりにまとめていきますね。
実測値26.0cm私が今回選んだのは、メンズサイズの27.0cmの標準幅(2E)になります。
ナイキのシューズはわりとタイトに作られているため、いつもは27.5㎝を選ぶことが多いです。
しかし、ライバルフライ2はシューズ内が肉厚ではないため、27.0cmで違和感なくジャストサイズでした。
ライバルフライ2はいつも履いているサイズ(実測値+1.5㎝)もしくは、ワンサイズ(実測値+1.0cm)下げてみてもいいです。
【ナイキ】ズームライバルフライ2の耐久性は?
この章では、ナイキ『ライバルフライ2』の耐久性をシューズの写真と共にアッパーとミッドソール、アウトソールについて順番に紹介していきます。
なお、”体重70kgオーバー”の私がさまざまなペースで、”100km以上”走った後のシューズをレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ナイキ『ライバルフライ2』”アッパー”の耐久性は?
1つ目は、アッパーの耐久性をお伝えしていきますね。
実際にナイキ『ライバルフライ2』で、雨の日以外さまざまなペース(キロ7分~4分)で100km以上走っていますが、アッパーの伸びや靴紐のほつれはありません。
こちらが実際に履いた時の写真になります。
シューズの緩みもほとんど感じられません。すなわち、正しいサイズ選びができており足とシューズが一体化してることにより、無駄な動きをしていないという証拠です。
ナイキ『ライバルフライ2』は軽量化をはかるためアッパーはとても薄いですが、耐久性(強度)は心配なさそうです。
このまま400㎞は余裕でいけそうな感じがしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ナイキ『ライバルフライ2』”ミッドソール”の耐久性は?
2つ目は、ミッドソールの耐久性をお伝えしていきますね。
前の章でもお伝えしましたが、つま先よりも踵の方が柔らかいクッションを使っております。
そのため、踵の方がシワの量が多い(シワの入り方が激しい)ですね。
なお、足の設置の仕方(ランニングフォーム)や体重は人それぞれですので、シワの量や入り方に関しても全然違うと思います。
内側に関しても、つま先よりも踵付近にシワが多く見られます。
なお、こちらのナイキ『ライバルフライ2』で100kmを連続的に走ってるわけではなく、さまざまなシューズと並行して使用しており、シューズにも休む時間を与えています。
よって、シューズの履きわけをする前提であればミッドソールの耐久性はそこそこありますが、一足で走り続けてしまうとクッション性は落ちやすいですので、ぜひ履きわけを行ってみてくださいね。
ナイキ『ライバルフライ2』”アウトソール”の耐久性は?
3つ目は、アウトソールの耐久性をお伝えしていきますね。
アウトソールに関しては、足の設置箇所と最後に足が離れる箇所(つま先から親指付近)には黒いラバーが張られています。
そのため、グリップ力も損なわず、ほとんど劣化しない強度を保てていますね。
【ナイキ】ズームライバルフライ2の履き心地を評価します!
この章では、ナイキ『ライバルフライ2』の履き心地を評価していきます。
前作のライバルフライと靴紐の形状や位置が変わり、足全体のフィット性が上がったことにより、安定感があります。
また、軽量なこともあり速いペースでも安定した走り心地を味わえます。
一言でいうのであれば、いつの間にか速く走ってしまうシューズですね。
しかし、デメリットはネットに”サブ4〜サブ5向け”と書いてある点です。
ペースにすると、キロ5分40秒からキロ7分7秒になります。
しかし、そのペースでは、ライバルフライ2の良さは引き出せません。

私的には、”サクッ”と隙間時間に気持ちよく走る用もしくは部活生におすすめです。
なぜなら、税込価格9,350円と安く、ネット上では5,000円を切っているお店もありお財布に優しいからです。
ぜひ、シューズ選びで悩んでいる方は、ナイキ『ライバルフライ2』を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ナイキ『ズームライバルフライ2』を今更ながら徹底レビューしてきました。
初代ライバルフライでも走り込んだ経験があるのですが、前作のウィークポイントをうまくカバーしたのがライバルフライ2になります。
隙間時間に”サクッ”と走りたい方や、そこそこ走力のある中堅ランナーの”やや速いペース”でのジョグに最適です。
ぜひ今回の内容を参考にしつつ、これからも走り続けてみてはいかがでしょうか。
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