高齢者はなぜ転びやすいの?転倒原因・転倒予防策2つ紹介します!

健康関連
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こんにちは、たあしべーです。

自分は今現在、整形外科クリニックでレントゲン技師として働いています。そこで、感じる事は「高齢者の転倒による骨折などの外傷」が非常に多いという事です。

転倒が原因で自分自身では生活していけず、家族の手や介護が必要になってしまいます。そうなると「時間とお金が減るばかり…私の貴重な時間とお金はどうなるの?」と悩んでいる家族の方々は、非常に多いんです。

そんな貴重な時間とお金を生み出すために、今回は高齢者の転倒リスク(危険性)と転倒原因・転倒予防策2つを順番に紹介していきますね。

身の回りに高齢者のいる方や最近つまづく事が増えてきた方は、本記事を参考にすることにより、自分の時間を有効活用できるようになります。

ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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高齢者の転倒の危険性について

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転倒とは思わぬ場所・予期せぬ場所で起こります。高齢になるにつれ、若い人なら簡単に修復する骨や筋肉、腱などがなかなか回復せず、予後が悪く元の生活に戻れないケースが多いのです。

自分も整形外科クリニックでレントゲン技師をしていますが、高齢者の転倒による腰や股関節、膝、足首周りなどの撮影を行うことが多いです。

腰であれば「圧迫骨折」、股関節なら「人工股関節の手術を受けるケース」このようなケガをしてしまうと歩くのに大切な機能が失われます。そうなってしまうと寝たきり状態になる可能性が高くなるんです!

次に、高齢者の転倒により起こりうる危険性について紹介していきすので、参考にしてみてくださいね。

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転倒が原因で寝たきり状態

高齢者の方が要介護となる原因は、脳卒中や認知症、衰弱に続き「転倒による骨折」が全体の数10%をしめていて第4位にランクインしています。

理由は、転倒により動けない状態が続くことにより、体の機能はおとろえ、体力や筋力は奪われます。

いざ動けるようになってもスタスタ歩けなかったり、人の支えがないと歩けなかったりと不自由な状態になり、身動きをとることをやめてしまうからです。

若い人であれば数週間で治るケガでも、高齢者にとっては命取りになる場合が多いのです。よって高齢者の転倒による骨折で歩けなくなり、寝たきりの状態を引き起こす可能性は高いということになるんですね。

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高齢者の転倒が多いのは、「自分のお家」です!

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レントゲン撮影をしていると、高齢者は屋外よりも家の中での転倒の方が圧倒的に多いです。

高齢者本人が外で作業していたり、外を歩いていたりしている時の方が、足元や身の周りの障害物を意識している傾向があります。

「外は危険」「内は安全」と言った認識も転倒のリスクを高めている原因の1つです。

家の中(室内)での転倒リスクがもっとも高いのは、居間やリビングです。その他は玄関先や階段、寝室、浴室での転倒も多くなります。

高齢者の場合、外よりも内で生活を送る時間が非常に多くなります。まず、「外は危険!内はもっと危険!!」と意識を変えさせることが高齢者の転倒防止につながりますので、今日から実践してみてはいかがでしょうか。

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高齢者の転倒要因は、内的・外的要因の2種類ある!

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上記で説明した転倒場所をもう少し詳しく説明すると、転倒の要因には内的要因と外的要因の2つが存在します。

それぞれ簡単に説明していきますので、参考にしてみてくださいね。

高齢者の転倒を防止せよ!内的要因とは?

転倒の内的要因とは、視力やバランス感覚、歩行機能、筋骨格系、心血管系の変化などの加齢に伴う変化や病気などがあります。

理由は簡単です。

こういった加齢に伴い身体全体の機能が低下し、大量の薬を服用してしまいます。薬の副作用により、ボーっとしたり、足元がふらついたりと高齢者は転倒する可能性が非常に高くなるんです。

また高齢者は、薬が割と安く簡単に手に入ります。薬の副作用が記入された紙を渡していますが、内容をしっかり読む方や飲む量・飲むタイミングなどを守る方は、ほとんどいません。

薬の副作用による足元のふらつきや異常な眠気、ボーっとしてしまう意欲の減少による内的要因は、歯止めが効かなくなってきているのが現状なんです。

高齢者の転倒を防止せよ!外的要因とは?

転倒の外的要因は、ちょっとした段差や小物、テーブルの脚、椅子、カーペットの端など「予期せぬ場所」で転倒のことです。

身の周りの環境や履物など、転倒の外的要因は挙げればまだまだたくさんあります。上記でも書いた通り「こんなところで」「この出っ張りで」と誰も予測していない場所で、つまづき転倒してしまうケースが多いんですね。

内的要因よりは、比較的転倒予防しやすのは外的要因です。そこで、外的要因を解消しながら、自然と内的要因もカバーできる秘策を2つ順番に紹介していきますので、次の章も読んでみて下さいね。

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高齢者の転倒予防はこの2つを改善し、意識すること!

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医療現場で転倒する方の特徴を分析し、自分の中で見えてきたものがあります。いくつかあるのですが今回は2つの改善策について紹介していきますね。

その2つの改善策とは…

  • 家の中や外(庭先)に【モノ】が多すぎる方 (非断捨離族)
  • 【超重要】室内での足元事情!

この2つについて少し深堀していきます。

家の中や外(庭先)に【モノ】が多すぎる方 (非断捨離族)

高齢者とは限らず家の中に【モノ】が散乱しているため、転倒のリスクが非常に高くなります。

そこで、1つ目は、「非断捨離族(ひだんしゃりぞく)の高齢者が非常に転倒のリスクが高い!」という事を紹介していきますね。

「整理整頓きちんとしなさい!」という事を言ってるのではなく、「いらないものは処分する!」断捨離を常に意識することがとても大切なんです。

ですが皆さん「念のため」「また使うだろう」「もったいない」などの理由で何でもかんでも取っておく習性があります。断言します!”1週間の中で使わなかったものは、この先も使わない【モノ】です(笑)”

断捨離は、転倒予防になるだけでなく、掃除やモノの場所が把握しやすくなります。家の中や外(庭先)の【モノ】を徹底的に断捨離し、スペースを作り歩きやすい環境つくりから始めてみましょうね。

たあしべー

余談ではありますが、断捨離をすることで転倒予防の他、人は1日のほとんどが【モノ】を探している時間だそうですよ!

非断捨離族よりも断捨離族の方が時間を有効活用でき、さらに転倒防止にもなるため一石二鳥ですよ。今日から徹底的に【モノ】を捨て、家族や身の回りの親戚の方々の健康を確保してみてはいかがでしょうか。

【超重要】室内での足元事情!

2つ目は、「室内での足元事情」によって転倒リスクが高くなったり、低くなったりと変動があるという事を紹介していきますね。

足元事情…どいうことですか?

と、みなさん首をかしげていると思います。

ここで質問です!みなさんの室内での足元は…次の3つのうちどれですか?

  • ① 素足で生活している!
  • ② 靴下のみ履いて生活している!
  • ③ ストッキングまたは靴下+スリッパを履いて生活している!

「なぜこのような質問をしたのか…?」結論から伝えます。

それは②③と答える方が非常に多く、実際のところ②③が転倒のリスクが非常に高いからなんです!よって、みなさん転倒を防止するのであれば①素足で生活することです!

理由は、靴下やストッキングさらには、スリッパを履くことにより、地面から受ける刺激がほぼなくなります。そうなると足の指を使わず歩いたり、本来あるべき足のうらのアーチ機能もなくなりバランスを保持できず、転倒してしまうからです。

そういった外的要因がまさか足元の不安定感からくるものとは誰も考えないですよね。

  • 冷え性だから靴下を履く(※なかには、数枚重ねる方もいます)
  • 滑らないように滑り止めの靴下を履く
  • 床が汚れないように(足跡を気にして)スリッパを履く

冷え性(脚のむくみ)の方は、足の指をうまく使えていないため、足首より下に血がうまく流れません。よって「足先が温まらない!」「足首付近が非常にむくむ!」といった現象が起きるのです。

また、滑り止め付の靴下を履くと床と靴下をキュッと止めているだけなので、予期せぬタイミングでつまづく傾向があります。

以上のことからいきなり「素足で生活してみて下さい!」って言うのは難しいと思いますので、温かい季節や比較的暖かい日を選び、数時間でもいいですので「素足の時間」を作ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回は「高齢者の転倒問題」についてお伝えしました。転倒を起こす要因は誰も「予期せぬ」場所で起こり、若い人から見たら大したことのない事でも高齢者にとっては重大なリスクになるのです。

まずは、自分自身での気づきがとても大切であり、自分自身で転倒予防を考えることが大切です。

また、家族の方や身の回りでかかわる方も軽視にせず、家の中の状態は把握し、顔を合わせる機会に転倒防止に協力することが後に転倒による「寝たきり状態」へのリスクを減らし、自分自身の介護負担も削減されるのです。

平均寿命はぐんぐん伸びていて人生100年時代とも言われていますが、それはちょっとした医療の発展や食事改善によるものです。

何よりも「健康寿命」を伸ばし、いつまでも歩ける未来を勝ち取りましょうね。

今回は、以上になります。

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