こんにちは、たあしべーです。
最近走り始めた方で、こんな悩みをお持ちの方はいませんか?
スポーツ店にてアシックス『gt2000の幅広モデル』を購入。
大きい方の足に合わせたため、反対の足にゆるみを感じます。そのため、足がすぐ疲れます。
同じ靴のワンサイズ下か、足の裏に痛みを感じたので、クッション性の良い別の靴を買うかで悩んでいます。
このような悩みをたあしべーが解決していきます。
私も走り始めた当初は、大きめの靴を履くことが多かったため、実測値より大きく幅広な靴を購入していました。
そのため、靴の中で足が固定されず動いてしまうことで、故障やケガの連続だったんです。
日本人の足の特徴を知り、そこからはシューズ選びが楽しく正確にできています。
ここで、先に結論をお伝えします。
なぜ、幅広モデルを購入してしまうのか?また、幅広モデルを購入してはいけない理由を順番に紹介していきます。
それに加えて、どうしても欲しい靴がフィットしない時の対策を紹介していきます。
この記事は3分で読み終わります。3分後には、幅広モデルは選ばなくなり、足にフィットしたナイスな靴が選べるようになりますよ。
では、早速内容に入っていきますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
幅広モデルのランニングシューズの罠と購入してしまう理由を教えます!
この章では、私たちが幅広モデルのランニングシューズに隠された罠2つと購入してしまう理由を紹介していきます。
✅幅広モデルの罠と購入してしまう理由はこちら
- 罠① 幅広モデルは、踵も大きく広くなる
- 罠② 幅広モデルは、どの部分がどのように広いの?
- 理由 固定観念(既成概念)によるもの
この内容だけですと、いまいちピンとこないと思いますので、一つずつ順番に深掘りしていきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
幅広モデルの罠①『踵も大きく広くなる』
1つ目に紹介する幅広モデルの隠された罠は『踵も大きく広くなる』です。
皆さん知っていましたか?足幅に比例して踵も大きく広く作られているんです。
✅ほとんどの方は、
- 「足幅がキツイなぁ〜」
- 「足先がギュってなって痛いなぁ〜」
- 「足の甲がキツイなぁ〜」
踵には着目しないんです。
理由は、つま先トントンして履いている方が多いからなんです。
小さい頃から靴に足をズボっと入れて、つま先トントンしたら、お外に遊びに行くという習慣があります。
正しくは、靴に足を入れてから踵をトントンしてテープをとめたり、紐を結んだりして固定します。
よって、幅広モデルは足幅だけでなく踵も大きく広く作られているため、正しく靴を履くと踵の緩さを感じてしまうんです。
幅広モデルの罠②『シューズの作り』
2つ目に紹介する幅広モデルの隠された罠は『シューズの作り』です。
皆さんは幅広モデルってどこがどのように広く作られているか知っていますか?
実は、メーカーごとに異なっています。
某メーカーは、横に広く作られているのに対して、某メーカーは、縦に広く作られているんです。
理由は、経費削減のためだと考えられます。
ちなみに、メンズサイズの25.5と26.0cmの靴底の大きさは同じです。
違うのは、26.0cmのアッパーの生地の量を増やしています。
この事を踏まえて考えると、幅広モデル用の靴底を作り、アッパーの生地も増やすと経費が余計にかかりますよね。
そのため、靴底とアッパーの生地を調節しているメーカーもあれば、アッパーの生地だけを調節しているメーカーもあるんです。
よって、幅広モデルは横に広くなっているのか縦にアッパーの生地の量だけ増えているのか定まっていません。
つまり、どんどんサイズを大きくしてしまう罠が隠されています。
幅広モデルを購入してしまう理由『固定観念(既成概念)によるもの』
3つ目に紹介する幅広モデルを選んでしまう理由は日本人特有の『固定観念(既成概念)によるもの』です。
日本人の足の形は『幅広甲高(はばひろこうだか)』だと認識されている方が非常に多くいます。
理由は簡単です。そのように教育されてしまっているからです。
確かに「幅広だなぁ〜」と思う患者さんもいるんですが、よく見ると全体的に足が大きいかアーチが潰れているため幅広に見えているだけなんです。
ほとんどの方が店員さんに「幅広モデルありますか?」と聞くのは日本人特有の固定観念(既成概念)によるものなんです。
次の章では、日本人の足の特徴を伝えつつ、幅広モデルを購入してはいけない理由を紹介していきますね。
幅広モデルのランニングシューズを購入してはいけない理由は?
この章では、上の章のことを踏まえて私たちが幅広モデルを購入してはいけない理由を紹介していきます。
先ほども伝えましたが、日本人の足は”幅広甲高”だという固定観念(既成概念)があります。
しかし、この固定観念(既成概念)は間違っています。
理由は、私たち日本人の足は”幅狭甲高(はばせまこうだか)+踵極小(踵がとても小さい)”からです。
確かに内側の土踏まずと呼ぼれている部分のアーチは残っていて甲高なのはあっていますが、足幅が広い人はほとんどいません。
特に女性の方は、標準もしくはスリム幅でもゆるいくらいです。
よって、ほとんどの方が怪我や故障につながるゆるみが生じるため、幅広モデルを選んではいけないんです。
ランニングシューズの正しい選び方は、小さい方の足に合わせる!
この章では、自分の足に合った正しいシューズの選び方について紹介していきます。
お店で靴を選んでもらうと、大きい方の足のサイズに合わせます。
理由は、小さい方に合わせると窮屈さを感じてしまい脳が嫌がり、購入しないからです。
お店の方々は、売ることが仕事なので正しい履き方までは教えてくれません。
前の章でお伝えした、踵をトントンして紐を一つずつ絞めていけば左右の足の差くらいは許容範囲です。
今からでも遅くないので、小さい方の足に合わせてシューズを選び、小さい方の足を労ってあげてみてくださいね。
ちなみに、付属しているインソールはサイズ表記+1.0cmの大きさがあります。
つまり、サイズ表記+1.0cmの余りがあるんです。また、実測値+1.0cmの靴を選んだとしたら+2.0.cmも余裕があることになります。
よって、標準モデルを履いてキツさを感じたら別のシューズに変更するか靴下の厚さや形を変えて挑戦してみてくださいね。
靴紐の通し方で履き心地を調節してみる!
この章では、欲しいシューズがどうしても自分の足に合わない時の対策を1つ紹介します。
その対策は『靴紐を上から通すもしくは、下から通していみる」ということです。
また、最後の穴まで使用してみたりしなかったりと靴紐でも工夫することができます。
よって、どうしても欲しいシューズが「足に合わないな〜」履いてみたが「足がシューズ内で動くな〜」という場合は靴紐で調節してみてくださいね。
アシックス『gt2000シリーズ』ってどんなシューズなの?
この章では、質問者が購入したアシックス『gt2000シリーズ』について紹介します。
これからランニングを始める方にとって味方になる安定性の高いシューズなのが、アシックス『gt2000』になります。
ただし、幅広モデル(スーパーワイド:SW)以外の標準幅もしくはスリムモデルを選んでくださいね。
理由は、アシックスのシューズは標準幅モデルでもわりと大きく広く作られているからです。
今現在(2021.6.1)発売されているアシックス『gt2000』の詳細を知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
まとめ
今回は、最近走り出したが「なんか靴が大きいかな?」という疑問を解決してきました。
何より大切なのは、日本人の足は”幅広甲高”ではなく、”幅狭甲高+踵極小”だということです。
✅その他に大事な点はこちらになります。
- 幅広モデルは踵も大きく広くなる
- 横に広いのか縦に広いのか?
- 小さい方の足に合わせる
- 靴紐で案外調節可能
以上のことを踏まえて、実測値+0.5〜1.0cmの幅広モデル以外のシューズを選び、踵トントンして履いてみてください。
シューズがゆるくて思うように走れない方が減り、快適なランニングライフを送れることを私は願っています。
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